絵は描けないけれど。

私は絵を描くのが下手です。小学生の時、自信作のお花の絵に先生から苦い評価を頂いてから絵が下手なのだというレッテルを自分で貼りました。

年頃になり、お友達と漫画やイラストを描いてみましたが、どうにもなりません。

未だに絵は描けないと思っています。

今、言葉の上ではてんしちゃんを「描いて」いますが、実際は塗り重ねているだけです。

けれどキャンバスに出来上がったてんしちゃん達を眺めていると、「絵を描く」と言う事は

私が思っていた事とは違うのかもしれない、と思い始めています。

と言うことは「絵を描く」ことは「苦手」では無いかもしれない。

絵でも文章でも、もっと身近な料理やお掃除、人付き合いなど、なんでも「下手」と思っているのは自分の考えている「下手」であって本当の「下手」とは違うかもしれませんね。

本当は「下手」って無いように思えてきました。